PARVIS
実車ができる前に、仮想車両で Vehicle API を検証する
PARVIS は、SDV アプリケーション開発のための AI 搭載 Vehicle API シミュレーションプラットフォームです。Web ベースの 3D 仮想車両に SDV Vehicle API を適用し、サードパーティアプリを実車に載せる前に開発・テストできます。
お問い合わせVehicle API からサードパーティアプリまで、ひとつの流れで
開発初期には実車がありません。PARVIS は仮想車両を中心に、SDV 開発の流れ全体をつなぎます。
- 01
Vehicle API
標準 SDV Vehicle API の原文定義どおりに、呼び出し・応答・イベントを動かします。
- 02
3D 仮想車両
ドア・窓・トランク・灯火と走行が、API の呼び出しどおりに 3D 画面で動きます。
- 03
Adaptive / Classic AUTOSAR vECU
Adaptive AUTOSAR と Classic AUTOSAR ベースの仮想 ECU とつなぐ構成を、プロジェクトに合わせて提供します。
- 04
サードパーティアプリ
Vehicle API を使うアプリを、仮想車両の上で開発・テストします。
PopcornSAR 製品でつなぐ SDV 開発の流れ
PARVIS は PopcornSAR 製品群の中で Vehicle API と仮想車両を担います。要件と設計から仮想 ECU、Vehicle API、サードパーティアプリのテストまで、ひとつの会社のツールでつながります。
- 01要件 · 検証成果物
- 02AUTOSAR 設計
- 03仮想 ECU(vECU)
- 04Vehicle API · 3D 仮想車両PARVISこのページ
ドア・窓・トランク・灯火と走行が、API の呼び出しどおりに 3D 画面で動きます。
- 05サードパーティアプリのテストPARVISこのページ
Vehicle API を使うアプリを、仮想車両の上で開発・テストします。
標準化された Vehicle API は、どんな車両設計にもそのまま適用できるのか?
PARVIS で Tesla Cybercab を使ってこの問いを検証しました。2 つの SDV 標準化活動が定義した Vehicle API を同じ車両に適用し、どの API が実装可能かを確認しました。
- K-SDV(韓国)
- 40 / 57
- 快適機能 API の属性 57 個のうち 40 個が適用可能
- OSDVI(日本)
- 15 / 25
- API オブジェクト 25 個のうち 15 個が適用可能
最初の検証は 1 日で完了しました。
API が標準化されていても、実際に適用できる範囲は車両の物理構成、アクチュエータ、センサ、機能によって変わります。サイドミラーの代わりにカメラを持つ車やワイパーのない車では、その API を実装できません。
Vehicle API の検証は、車両を設計し終えた後ではなく、車両アーキテクチャ・設計と同時に始めるべきです。
PARVIS でシミュレーションできること
仮想 3D 環境で、さまざまな車両の状況を再現します。
- 車両制御・快適機能
ドア・窓・トランク・ミラー・ワイパー・灯火を Vehicle API で制御し、走行中と停車中の応答の違いを確認します。
- 自動運転シナリオ
実測した市街地図、信号、他の車両や歩行者のあいだを AI が自動運転します。
- 自動駐車シナリオ
駐車場で後退による自動駐車まで行い、駐車位置と向きの誤差で完了を判定します。
- 仮想 ECU 連携
Adaptive・Classic AUTOSAR ベースの vECU とつなぐ構成を、プロジェクトに合わせて提供します。
- サードパーティアプリのシナリオ
ロボタクシーの呼び出しから乗降・駐車まで、Vehicle API を使うアプリサービスを最後まで再現します。
軽量な Web 3D だから速い
- 高性能 GPU は不要
- Unreal Engine や Unity ベースのシミュレータと異なり、JavaScript ベースの Web 3D 構成なので、比較的低スペックの PC でも Vehicle API を検証できます。
- すぐ直して、すぐ試す
- 車両モデル、API、動作、シナリオを、重いシミュレーション環境を作り直すことなく素早く変更してテストできます。
- AI ハーネスで自然言語設定
- エンジニアは自然言語で SDV・AI 走行シナリオを設定し、探索できます。シミュレーション中は AI が結果を自動で記録します。
標準 Vehicle API と、自動車メーカーごとの Vehicle API に対応
日本の顧客プロジェクトのために開発し、韓国と日本の Vehicle API 標準の両方を実装しました。どちらも策定中のドラフトで、改訂版に合わせて更新します。標準だけでなく、各自動車メーカーが定義した Vehicle API も同じ方法で追加して対応します。
韓国では SDV Vehicle API の標準化が進んでいます。2026 年は快適機能、2027 年はエネルギー・ADAS・自動運転 API が中心です。
快適機能 10 モジュール · 57 属性
Open SDV Initiative の SDV API です。Body と ADAS/AD のオブジェクトを原文定義どおりに動かします。
25 オブジェクト · 194 サービスコール
自動車メーカー独自の Vehicle API 仕様を受け取り、標準と同じく原文どおりに動かし、そのメーカーの車両構成に合わせて仮想車両に適用します。
プロジェクトごとに構成
製品仕様
- 実行環境
- Web ブラウザ(WebGL 3D)、ゲームエンジンのインストール不要
- 対応標準
- K-SDV(韓国)、OSDVI(日本)— 各標準の策定中ドラフト。自動車メーカーごとの Vehicle API(プロジェクトごとに構成)
- シナリオ
- 車両制御・快適機能、自動運転、自動駐車、ロボタクシーなどのサードパーティアプリ
- 連携
- Adaptive / Classic AUTOSAR vECU(プロジェクトごとに構成)
- 画面言語
- 韓国語、日本語、英語などの多言語に対応
最初にシミュレーションしたい車両やモビリティサービスは何ですか?
車両構成と Vehicle API の適用性検証を一緒に検討します。